沖縄県金武町の町商工会青年部OB会は1日、巨大クリスマスツリー点灯式を同町新開地のアクティブパークで開いた。ツリーは米軍キャンプ・ハンセンゲート前に設置。高さ11メートル、約3万7千個のLED電球で彩られている。26日まで。正月に向け、27日には巨大門松と鏡餅に置き換える。 金武小学校の児童約100人も点灯式に参加。仲間菜月実(なつみ)さん=6年生=は「水色と白い光がてっぺんから次々に流れ落ちているよう。キラキラしてきれい」。森根百結(ゆうな)さん=同=は「冬になったんだなぁって感じ。真下から見上げると、とっても迫力がある」と笑顔で話した。 子ども3人と訪れた野村里香さん(35)は「毎年見に来ている。今日は寒いけど、ツリーのイルミネーションを見ると、ほっこり心があったかくなる」と喜んだ。 町商工会青年部OB会の巨大クリスマスツリー設置は13年目。今回、町内外の93社から協賛があった。 OB会の新垣宏行会長は「ツリーで街が明るくなると好評をいただいている。町内外の人に新開地を訪れ、クリスマスの雰囲気を楽しんでほしい」と呼びかけた。 金城司副町長は「多くの町民が楽しみにする恒例行事となった。町商工会青年部OB会の皆さんの尽力に感謝している」と述べた。(北部報道部・下地広也)巨大!11メートルのクリスマスツリー点灯 「冬になったんだな…の画像はこちら >>