故意に自損事故を起こして保険金約70万円を請求してだまし取ろうとした疑いで20代の男2人が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、新潟市東区に住む会社員の男(28)と住居不定・無職の男(23)です。
2人は5月23日、新潟県五泉市で、会社員の男が保険を契約している普通乗用車を無職の男が運転。道路脇のコンクリートの角に車を故意にぶつける自損事故を起こしました。その後、会社員の男が保険会社に連絡し、保険会社に不慮の事故であると信じ込ませて保険金約70万円の支払いを受けようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は義理の兄弟関係で、過去にもこの2人が関与した保険金の請求があったため、不審に思った保険会社が警察に相談したことから事件が発覚したということです。
共犯事件のため、警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は、前回の保険金請求も故意に起こした事故だったのかどうかなど、余罪や経緯などを詳しく調べています。