「幕の内弁当」食べた82人が下痢や発熱 ノロウイルス検出で“食中毒”と断定 スポーツ関係のイベントで配布

12月1日、愛知県豊橋市のスポーツ関係のイベントで配られた弁当でノロウイルスによる食中毒が起きました。82人が下痢などの症状を訴えています。
食中毒が起きたのは、豊橋市の弁当店「タイショク」が提供した幕の内弁当です。
豊橋市によりますと12月1日、市内で開かれていたスポーツ関係のイベントで役員らに“幕の内弁当”244食が配られ、弁当を食べた82人が下痢や発熱などの症状を訴えました。このうち男性1人が入院しているということですが、快方に向かっているということです。
「幕の内弁当」の中身は、ごはん・ハンバーグ・ミートソーススパゲティ・焼肉・揚げ物(エビフライやコロッケ)・サラダなどが入っていたということです。
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市の保健所は、症状のある人や弁当の調理従事者からノロウイルスが検出されたことなどから、食中毒が発生したと断定。6日付けで、弁当店に対し再発防止策が講じられるまでの間、営業を禁止する行政処分を行いました。
豊橋市は、この時期はノロウイルスによる食中毒が増えることから、トイレの後や調理前は手洗いを十分行うよう呼びかけています。
CBC