町長不在のまま本会議進む“異例の事態” 職員保護のため自身への質問以外は退席 東郷町長「効率化につながれば」

職員へのハラスメントが問題になっている、愛知県東郷町の井俣憲治(いまたけんじ)町長は6日から、町議会で議員から答弁を求められた質問以外では退席するという異例の対応をとっています。
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(東郷町議会議員)「ハラスメントについての認識と今後の対応は?」(東郷町・井俣憲治町長)「あたりが強いというのは、言葉の意味が不明確で主観的。不明確で主観的。職員の間ではとまどいもあったかと」
6日に始まった定例議会の一般質問で、ハラスメントに関する質疑に答えた井俣町長は、答弁を終えると退席しました。
CBC
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これは、井俣町長による職員へのハラスメント問題を受け町議会の議長が11月、職員保護を理由に町長の役場への登庁を控えるよう要望書を提出。町長は、これに応じ、必要な場合以外は議場に立ち入らない方針を示したためです。
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(井俣憲治町長)「(Q.退席についてどう思うか?)(議会進行の)効率化につながればと思っているし、現状において支障は起きていない」これにより、井俣町長は6日午前の答弁以降は会期中議場に現れず、町長不在のままで本会議が進む異例の事態となっています。