今シーズンのオープンを目前に控え、新潟県湯沢町の苗場スキー場では、事故のないシーズンを目指して安全祈願と救助訓練を行い、本格的なスキーシーズンに備えました。
12月8日、湯沢町の苗場スキー場で行われた安全祈願祭。
祈願祭では宮司がゲレンデや除雪車をおはらいし、従業員や関係者が事故のないシーズンを祈りました。
スキー場のゲレンデの雪はまばらですが、苗場スキー場によりますと、人口降雪機4台を使ってゲレンデを整備していて、標高1500mの山頂には30cm~50cmの雪が積もっているということです。
祈願祭の後は、ゴンドラでの救助訓練です。
訓練は機械の故障により、高さ7m付近でゴンドラが停止。人が閉じ込められた想定で行われました。
救助係が支柱を上り、ゴンドラに到着すると、閉じ込められた人に命綱となるベルトを渡し脱出を手助けします。
無事に地上へ降り立ち、救助が完了。従業員はいざというときに備え、救助までの手順を確認していました。
【苗場プリンスホテル 高村嘉一郎 支配人】
「来週、また寒波が来るとの予報もある。しっかり準備して営業開始したい」
苗場スキー場の今シーズンのオープンは12月16日(土)を予定しています。