炎上系インフルエンサーが異国の刑務所に収監 「涙を流し腕立て伏せ」と地獄体験語る

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イギリスの炎上系インフルエンサーの男性が、ルーマニアで逮捕。普段は物議を呼ぶ行動が目立つ男性が受けた、刑務所での過酷な体験を『Daily Star』と『Independent』が報じている。

アメリカ系イギリス人のインフルエンサーであるアンドリュー・テイトさん(36)は、過去に女性蔑視発言や、活動家のグレタ・トゥーンベリさんとのネット上のバトルで話題となった、炎上系ユーチューバーだ。
そんなテイトさんが、昨年12月にルーマニアで逮捕・拘留された。弟のトリスタンさん、そして2人の仲間も人身売買の容疑に問われ拘束された。

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イギリスのジャーナリストであり、テレビパーソナリティとしても知られるピアーズ・モーガンさんの取材で、テイトさんはルーマニアの刑務所の扱いのひどさについて明かしている。
テイトさんは「外に出ることは許されなかったし、庭に出る時間もなかった。1日24時間、狭い一室に閉じ込められて、ただ壁を見つめて考えるだけ。人生の厳しさを味わった」と、告白した。
「ストレスがたまるし、一番いいのは神様に頼って、できるだけハードなトレーニングをすることだった。毎日、何千回も腕立て伏せをした」と時間の過ごし方についても語っている。

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メンタル的にもつらい日々だったようだ。インタビュアーのモーガンさんは「泣いたことを認めたくなかったのは、自分が弱く見えるからだろ?」と厳しい言葉を投げかけたが、それでもテイトさんは「涙は流れたが、泣いてはいない」と主張する。
「涙を流しながら子供のことを考えて腕立て伏せをすると、その日はより多くの腕立て伏せができ1日が終わる。気が紛れるし、眼の前のことに集中したかっただけ」だそうだ。
一方で「警察と刑務所の職員が非常に申し訳なさそうに接してくれた」とも証言。みんな、テイトさんに起こった理不尽な逮捕を謝ってくれたが、「君の存在は大きくなりすぎた、申し訳ない、こういうものなんだ」と繰り返したという。
ルーマニアの監獄で地獄を味わったテイトさんだが、3月に自宅軟禁となり、8月にルーマニア当局が釈放した。裁判はまだ行われおらず、なぜ逮捕に至ったのかは明らかにされていないが、テイト兄弟は「自分たちは無実だ」と主張している。