長岡市の新名物に!養殖の“キャビア”が完成 市長「イノベーションの大きな成果」【新潟】

新潟県長岡市で養殖されたチョウザメのキャビアが完成し、商品化を手がけた長岡市のベンチャー企業が市長に完成を報告しました。

2月21日、長岡市の磯田達伸市長が試食したのは、長岡市で養殖栽培されたコチョウザメの卵『NAGAOKA CAVIAR(ながおかキャビア)』です。

手がけたのは、長岡市のベンチャー企業。この企業では、2019年から陸上養殖と水耕栽培を同時に行う、“アクアポニックス”という食料生産モデルを用いて、コチョウザメを養殖してきました。

【プラントフォーム 山本祐二 代表取締役CEO】
「循環型で環境負荷が低い形でチョウザメの養殖に成功した。かつ、キャビアとして販売できるのは大きな成果だと思う」

輸入されたキャビアの塩分濃度は通常5%~8%ですが、長岡産キャビアは3%程度に抑えられています。

また、新たな楽しみ方として、岩塩のほか、日本酒やワインで香り付けしたフレーバーキャビアを開発。3種セット・100個限定で3月下旬から販売される予定です。

気になる、その味は…

【記者リポート】
「塩辛いイメージがありましたが、そこまで塩辛さはなく、舌触りもなめらかでおいしいです」

【長岡市 磯田達伸 市長】
「『NAGAOKA CAVIAR』という名物が生まれたとともに、長岡がずっと取り組んでいる長岡版のイノベーションの大きな成果。規模の拡大というか、増産ができるように市も支援していきたい」

長岡市の新たな名産品となるか…市は今後、ふるさと納税の返礼品に採用する考えです。