「一生絵を描けないね」「はいC」女性教諭が1年生児童に暴言 図工の授業で忘れ物 東金の市立小学校

東金市の市立小学校で1年生の担任を務める女性教諭が複数の児童に暴言を吐いていたことが8日、保護者や市教委への取材で分かった。市教委は「不適切な指導があった」と認め、暴言を受けた児童は4人程度と把握していると説明し、11日に保護者会を開く予定としている。
市教委や保護者によると、女性教諭は今年の2学期期間中、図画工作の授業で絵を描く道具のパレットを持ってこなかった児童に対し「一生絵を描けないね」と言ったほか、「パレット忘れた、はい(通知表の評価を表す)C」などの暴言を吐いたという。図画工作の授業以外でも暴言があったという。
学校側は女性教諭の担当クラスの児童にアンケートを実施したほか、保護者会で保護者に事情を聴いて実態を把握するなどの調査を続ける。保護者から学校に苦情があり、市教委が問題を把握した。