飛騨地方の正月を彩る「花もち」作り 紅白餅を花に見立て… 1本数万円の高級品も

岐阜県高山市で、飛騨地方の正月飾りに欠かせない「花もち」作りがピークを迎えています。
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「花もち」は紅白の餅を花に見立てた正月の飾り物で、飛騨地方で古くから親しまれています。
高山市江名子町の中野富子さんの作業場では、11月中旬から花もち作りが行われています。
つきたての紅白の餅を幅1センチほどの短冊状に切り、雑木や柳の枝などに一つずつ手で巻き付けます。
乾いた時にひび割れないように、餅を伸ばさないで巻くのがコツとのこと。
値段は1本100円ほどから数万円の高価なものまで様々です。
東京や名古屋の常連客からの注文も多く、作業は25日ごろまで続きます。