清水、萩、備前… 全国から50万点集結 千葉市・青葉の森 大陶器市17日まで

全国有名産地の陶器が集結する「チャリティー全国大陶器市」(千葉日報社など後援)が9日、千葉市中央区の青葉の森公園で始まり、掘り出し物を求める市民らでにぎわった。入場無料、17日まで。
全国大陶器市振興組合(平野利一代表理事)が、地域の活性化や陶芸文化の向上を目的に全国各地で開いており、青葉の森公園では、おはなみ広場前園路の特設会場に清水(京都府)、萩(山口県)、備前(岡山県)、若い世代に人気の波佐見(長崎県)など全国主要産地のテントが並んだ。
日用食器を中心に約50万点の陶器が市価の3~5割引き(一部商品除く)で販売され、人間国宝や伝統工芸作家の作品も展示されている。平野代表理事は「コンロに直接かけられる美濃焼(岐阜県)の直火皿など、使い方を実演する注目の器も多数そろっているので楽しんで品定めして」と来場を呼びかけた。
市の売り上げの一部は千葉市と同市社会福祉協議会に寄付される。開場時間は午前10時~午後5時で、最終日は午後4時まで。問い合わせは同市振興組合(電話)090(3327)6520。