千葉県は13日、県内205の定点医療機関から1週間(4日~10日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数が1医療機関当たり2・97人で、前週の1・29倍(0・67人増)になったと発表した。増加は4週連続。インフルエンザは32・89人で前週の1・37倍となり、2週ぶりに増加。この時期としては14年ぶりに国の警報レベル(定点当たり30・0人)を超え、県は同日、インフルエンザ警報を発令した。
県の週報によると、新型コロナは16保健所別で君津が最多の4・77人。次いで長生が4・43人、市原が4・27人、印旛が4・17人、香取が4・00人だった。
年代別総数は10代が最も多い99人で、続いて40代が91人、50代が80人、20代が78人、10歳未満が65人。
インフルは保健所別で市原が最多の56・5人、君津が51・3人、習志野が42・7人で、16保健所のうち8保健所で警報レベルを超えた。年代別では10歳未満が39・4%、10代が32・3%で、全体の7割超を20歳未満が占めた。