秋から続く水不足 広島県と岡山県に少雨に関する気象情報 解消…の画像はこちら >>
今日13日、気象庁は広島県と岡山県の少雨に関する気象情報を発表しました。9月から降水量の少ない状態が続いており、取水制限もある中、今後1か月程度も少雨の状態が続く見込みです。農作物や水の管理に注意が必要です。
広島県と岡山県に「少雨に関する気象情報」
今日13日、気象庁は広島県と岡山県の少雨に関する気象情報を発表しました。それによると、9月以降は台風や低気圧、前線の影響を受けにくかったため、降水量が平年の50%を下回っている所が多くなっています。9月に入ってから昨日12月12日までの3か月余りで降った雨の量は、広島県広島市で195ミリ(54%)、広島県呉市で139.5ミリ(42%)、広島県福山市で120ミリ(40%)、岡山県岡山市で151ミリ(49%)、岡山県津山市で214.5ミリ(61%)などとなっています。各地で半分程度に留まり、場所によっては30%を下回っている所もあります。
雨の降る日は多いが、まとまった雨はしばらく先か
トップ画像にある、降水量が少ない地域の週間予報です。それによると、向こう一週間は雨の降る日が多く、恵みの雨となるでしょう。ただ、雨量自体は全体的に少なく、まとまった雨の量にはならない見込みです。もう少し長い目で見ると、今後1か月程度も雨量が少なく、渇水問題が解消されるまでは、まだ長い道のりとなりそうです。農作物や水の管理に注意が必要です。また、今週末以降は寒波が襲来し、12月とは思えぬ暖かさから一転、厳しい寒さとなるでしょう。体調管理にも十分ご注意ください。