【公的年金】50代「将来受給する金額を把握している」人の割合は?

Ueda Keisho Corp.は12月11日、「年金受給に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は11月30日、50代の男女2,000人を対象にインターネットで行われた。
○何歳から公的年金を受給する予定?

公的年金(国民年金、厚生年金)を受給する時期について、「繰上げ受給」と「繰下げ受給」を選択することができることを知っているかと質問したところ、78%が「知っている」と回答。認知率は約8割という結果に。

そこで、「何歳から公的年金を受給する予定ですか?」と聞くと、「未定」が40%で最多。決めている方の中では「65歳」(35%)が最も多く、以下「66歳~75歳」(13%)、「60歳~64歳」(12%)と続いた。

○公的年金の受給金額「把握していない」が58%

続いて、「自分が将来、受け取る公的年金のおよその金額を把握していますか?」と尋ねたところ、58%が「把握していない」と回答。

また、日本年金機構や厚生労働省が年金額の把握などに活用できる「ねんきん定期便」「ねんきんネット」「公的年金シミュレーター」などのサービスを知っているかと聞いたところ、「知っているが活用していない」が最多の46%。次いで「知っており活用している」(30%)が続き、「知らない」という人は24%に上った。

最後に「公的年金以外に老後資金を蓄えるために行っているものはありますか?」と複数選択可で質問したところ、「貯蓄」が55%でトップに。次いで「なし」(29%)が続き、以下、ほぼ同じ割合で「個人年金保険」(18%)、「NISA」「株式や債券などへの投資」(ともに17%)が続いた。