LINEヤフーは12月11日、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」にて実施した「ぬいポーチ」「赤ちゃんスクイーズ」「んぽちゃむ」に関する調査の結果を発表した。調査は全国の15歳～69歳の男女を対象に行われている。
「Yahoo!検索大賞2023」および「ヤフー・データソリューション2024ヒット予測」で選出された「ぬいポーチ」「赤ちゃんスクイーズ」「んぽちゃむ」の3つをピックアップし、「どの年代に認知があるのか?」「今後、どういった点が魅力になってトレンドとなっていく可能性があるのか」などについて調査したもの。
○「推しぬい」を入れる透明なポーチ「ぬいポーチ」
まず、推しのアイドルやキャラクターのぬいぐるみ「推しぬい」を入れる透明なポーチ「ぬいポーチ」については、「知っているし、使っている/使ったことがある」が3.4%、「知っているが、使ったことはない」が12.5%となった。知っている人の合計割合は15.9%という結果であった。
知っている人の割合を性別・年代別で見ると、女性10代が5割弱ともっとも高くなり、次いで、女性20代～30代が3割前後となっている。一方で、「知らない」という人は、男性ではすべての年代で8割以上、女性では40代以降で8割前後にのぼっている。利用経験率は、女性10代～20代で1割台。
続いて、「ぬいポーチ」について説明をした上で使ってみたいと思うかを聞いてみたところ、「ぜひ使ってみたいと思う」が5.7%、「機会があれば使ってみたいと思う」が14.7%となり、利用意向がある人は合わせて約2割となった。「あまり使ってみたいと思わない」「まったく使ってみたいと思わない」という人は6割超に。
使ってみたい理由には、「きれいにぬいぐるみを持ち歩きたい」「イベントやライブに使いたい」「大切なキャラクターだから大事に扱いたい」、使ってみたいと思わない理由には「入れたいぬいぐるみや推しが特にいない」「カバンに何かをぶら下げることが好きではない」といった意見が見られている。
赤ちゃんの形をしたおもちゃ「赤ちゃんスクイーズ」
赤ちゃんの形をした柔らかく弾力のある触り心地のよいおもちゃ「赤ちゃんスクイーズ」については「知っているし、使っている/使ったことがある」が2.7%、「知っているが、使ったことはない」が9.8%となり、認知度は12.5%であった。
知っている人の割合を性別・年代別で見ると、女性10代が4割超と他の年代に比べて最も高く、次いで、男性10代と女性30代で2割台となっている。「知らない」という人は、男性では20代以上で8割以上、女性は10代・30代を除く年代で8割以上となっている。利用経験率は、女性10代で1割台。
「赤ちゃんスクイーズ」について説明をした上で利用意向を聞いてみると、「ぜひ使ってみたいと思う」が3.8%、「機会があれば使ってみたいと思う」が13.3%で、利用意向がある人は1割台後半となり、「あまり使ってみたいと思わない」「まったく使ってみたいと思わない」を合わせた利用意向がない人の割合は6割台前半となっている。
利用意向がある理由としては、「ストレス発散にもなる」「かわいい」「触ってみたい」、利用意向がない理由は、「顔が怖い」「赤ちゃんを引っ張ったりしたくない」といった意見が見られた。
○ヨーグルトの妖精のキャラクター「んぽちゃむ」
イラストレーター「可哀想に!」によるヨーグルトの妖精のキャラクター「んぽちゃむ」の認知率は、全体で約2割となった。
性別・年代別では、女性10代での認知率が約7割で圧倒的に高くなり、女性20代でも約5割にのぼっている。一方で、「知らない」という人は、男性では全年代で7割以上となっており、男女ともに年代が上がるにつれて「知らない」の割合が増える傾向が見られた。
「んぽちゃむ」の魅力について尋ねてみると、「もふもふしてそうで可愛い」「見た目、フォルム」「ふわふわしていて可愛い」など、キャラクターのデザインの可愛さに関する意見から、「わがままで子供みたいなところ」「ところどころ抜けているところ」「だらしないところ」といった、キャラクターの性格に関する意見まで見られた。