クマ出没の影響で木が切れない! 飛騨地方に伝わる正月飾り「花もち」の競り市 入荷の見通し立たず前倒しで終了

岐阜県飛騨地方に伝わる正月飾り「花もち」の競り市が高山市で行われました。
花もちは、紅白の餅を花に見立てる飛騨地方に伝わる正月の飾り物で、木の枝に短冊のように切ったもちを巻き付けて作ります。
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競り市は14日朝、高山市公設地方卸売市場で行われ、競り人の威勢のいいかけ声が響き渡る中、約700本の花もちは次々と競り落とされ、売れ筋の長さ20センチから40センチのものが1000円から2000円、最高値は長さ1.5メートルのもので、1万3000円で競り落されました。
CBC
関係者によりますと、今年はクマの出没の影響で山へ入って木の枝を切る作業が難しくなり、花もちの入荷は15日以降の見通しが立たず、競り市は14日で終了するということです。
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