日本銀行新潟支店は13日に会見を開き、景気が良いと感じている企業の割合が9月の調査から増えていると発表しました。
日本銀行新潟支店によりますと、景気が良いと感じている企業の割合から景気が悪いと感じている企業の割合を引いた業況判断指数・DIについて12月の調査では全産業で「5」と9月の調査に比べ、2ポイント上昇しました。
製造業は価格転嫁が進んだことで3ポイント改善。非製造業は物流の活発化や人流の回復などによる売上高の増加によって2ポイント改善しています。
一方で、先行きについては…
【日本銀行新潟支店 小林俊支店長】
「製造業では中国をはじめとする海外経済の低迷やコストアップなどから非製造業ではコストアップや人手不足による機会損失などからそれぞれ悪化の見通しとなっています」
県内の景気については原材料高の影響などを受けつつも緩やかに持ち直しているとの基調判断を示しています。