ホンダは12月8日、上級ミニバン「オデッセイ」を一部改良して発売した。デザイン、快適性、機能性を磨き上げるとともに、新タイプ「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」を設定した。
○2列目パワーシートが標準に!
今回の一部改良では、「e:HEV ABSOLUTE」「e:HEV ABSOLUTE・EX」さらに新タイプの「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」の計3タイプを設定。歴代オデッセイの特長だった超低床プラットフォームによるセダンライクな安定感のある走りとミニバンを感じさせないスタイリングは継承しながら、ユーザーのニーズにこたえる仕様を追加することで、独創的なスタイリングと快適な室内空間にさらに磨きをかけた。
主な変更点として、外観では新デザインのフロントグリルを採用。グリルの開口部を拡大することによってワイド感を強調し、水平基調の5本メッキバーに突起状のデザインを組み合わせることで高級感をより高めた。
ユーティリティ面の進化としては、全タイプの2列目に4ウェイパワーシートを採用。オットマンとリクライニングの操作を新たに電動化することで、きめ細やかな調節が可能となり、より快適な着座姿勢をとることができる。
また、減速セレクター、エレクトリックギアセレクターの採用や先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING」(ホンダ センシング)に新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT」(ホンダ コネクト)をオデッセイとして初めて採用するなどしている。
メーカー希望小売価格は「e:HEV ABSOLUTE」が480.04万円、「e:HEV ABSOLUTE・EX」が500.06万円、「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」が516.45万円。なお、一部ボディカラーは価格が異なる。