“拉致問題”担当の松野官房長官が辞任… 横田早紀江さん「信頼していたので残念」【新潟】

拉致問題を担当していた松野官房長官の辞任を受け、北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんが「信頼していたので残念」と話しました。

12月14日、都内で開かれた祈りの会に出席した拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さん。

めぐみさんが北朝鮮に拉致されて今年で46年。この集会も227回目を数えました。

【めぐみさんの母・横田早紀江さん】
「あとは、めぐみちゃんが帰って来て、日本中がわ~っと、他の方達がみんな帰って来て喜びに満ちる日が来ると確信して」

こうした中、拉致問題担当大臣を兼務していた松野官房長官が自民党の裏金問題で辞任したことを受け、早紀江さんは次のように話しました。

【めぐみさんの母・横田早紀江さん】
「本当に残念だなと思う。拉致問題は日本の大変な問題なので、どなたが(後任に)なられても、松野さんがなさったことを引き継いで誠実にやっていただければ」

拉致問題担当大臣は林芳正官房長官が兼務することとなり、林官房長官は14日の就任会見で「一日も早い帰国を実現すべく、全力で果断に取り組む」と決意を述べています。