大地に春が訪れた様子を五色で表現 ひな祭りを前に自家製の「ひし餅」作り 岐阜・高山市

「ひな祭り」を前に、岐阜県高山市で五色の「ひし餅」作りが行われています。
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ひし餅作りは約30年前に、高山市で民宿を営む水野美代子さん(75)らが、村おこしの事業として始めましたが、高齢化などで今では作るのは水野さん一人になりました。
CBC
赤カブやカボチャなどで着色した自家製の餅は、材料のほとんどが地元産です。
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ひし餅の五つの色は「白い雪が解け、茶色い土が現れ、緑が茂り、赤い花が咲いて、黄色い実をつける」という大地に春が訪れた様子を表現しています。
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飛騨地方の春の訪れは遅いため、ひな祭りは1か月遅れの4月3日に行われる風習がありますが、このひし餅は現在、高山市のアンテナショップなどで1パック450円で販売されています。