人望厚い米女性ニュースキャスターが飛び込み自殺 原因は誰にもわからず…

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申し分のない実力と人間性で、誰からも信頼されていたという40代の女性キャスターが、自殺を図り死亡した。原因については誰もが「まるでわからない」と答えているという。『NEW YORK POST』『PEOPLE』『Off The Press』などが続々と報じている。

11日午前0時45分、アメリカ・ペンシルベニア州でニュースキャスターとして活躍していたエミリー・マトソンさん(42)が死亡した。
マトソンさんは地元であるエリー郡フェアビュー・タウンシップの駅のホームで、走ってきた電車に向かって飛び込み、悲惨な死を迎えたという。

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マトソンさんは、優れたジャーナリズムで表彰されたこともある実力派だった。人間性もすばらしく後輩の指導も上手だったそうで、誰からも好かれており、精神面の問題でカウンセリングを受けていた様子もなかった。
そのため番組のスタッフや関係者は、マトソンさんがなぜ自ら死を選んだのかについて、警察に「まったくわからない」「何かに悩んでいたようには見えなかった」と答えているという。

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前週の8日には、同僚のジョン・ステリンさんが、仲良くブラウニーを食べる写真をSNSでシェアしていた。「ミルクが用意されなかった」とジョークを放つなど、やはり異変を感じるところはなかったという。
また気象予報士のサラ・トンクスさんは、「エミリーはスタジオでとても大きな存在でした」と綴っている。放送前には何度もデスクに立ち寄り会話を楽しんだことを思い出し、悲しくてたまらないという。

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マトソンさんはピッツバーグのラ・ロッシュ大学を卒業後、2004年にNBC系列局のWICU-TVに入社。約20年にわたり、エリー郡を代表するニュース番組の『Erie News Now』で活躍してきた。
同僚、上司、そして友人たちはメディアの取材やSNSに「才能にあふれ、人柄も最高によかった」「一緒にいるだけで周囲を明るく楽しい人」と称賛し、突然の死を嘆き悲しんでいる。
なお、警察は事件性はなかったと発表している。