スキー人口の減少が影響…スキー用品レンタル業者が破産開始決定 負債額は約850万円【新潟】

新潟県南魚沼市のスキー用品レンタル業者「ダズル」が新潟地裁長岡支部から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。

民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によりますと、ダズルは1988年11月に設立され、スキー場「ムイカスノーリゾート」の近くに店舗を構え、スキー用品のレンタルを手掛けていました。

関越道六日町ICから3kmほどの立地でアクセスが良く、県外からの顧客などにも対応してきましたが、近年はスキー人口の減少で売り上げが低迷。2020年には新型コロナウイルス感染拡大が鮮明となり、集客はさらに低下し、厳しい資金繰りが続いていました。レンタル用在庫など新たな資金需要への対応も困難となり、事業継続を断念。今回の措置となったということです。負債額は約850万円でした。