【宜野湾】宜野湾市は13日、スーパーのフレッシュプラザユニオンを運営する野嵩商会(同市、仲村明社長)と市立野球場、同投球練習場、同多目的運動場のネーミングライツの契約を調印した。来年2月から愛称は野球場が「ユニオンですからスタジアム宜野湾」、投球練習場は「ユニオンですからブルペン宜野湾」、多目的運動場は「ユニオンですからドーム宜野湾」となる。 契約期間は2024年2月1日~27年3月末。契約金額は年間計550万円。市はネーミングライツ料を通じて施設の維持管理などの財源確保を図る。野球場は今年3月までアトムホームとネーミングライツ契約しており、今回で2回目。 13日に市役所で調印式があり、松川正則市長は「調印できて市民が喜んでくれる。宜野湾市を代表するユニオンですから」とユーモアを交え感謝。「来年2月には横浜ベイスターズのキャンプがあり、ネーミングを発信できる」と述べた。 仲村社長は「スポーツを通して子どもたちの成長の一助になればと思い、喜んでもらえるような企画も考えている。弊社は宜野湾の地で生まれ、育てられた。恩返しの意味でも市の発展と社会貢献につながればと思う」と語った。(中部報道部・伊集竜太郎)