12月20日午後、新潟県長岡市の国道を横断していた16歳の女子高校生が車にはねられる事故がありました。警察はひき逃げの疑いで会社員の男と会社員の女を逮捕しました。
12月20日午後5時すぎ、長岡市関原南5丁目の国道8号の信号機のある交差点で、16歳の女子高校生が車にはねられる事故がありました。女子高校生は救急搬送されましたが、頭がい骨骨折などの重傷を負いました。
警察はこの事故で、女子高校生をひいたにも関わらず、現場から逃走した疑いで大型特殊自動車(ホイールクレーン車)を運転していた妙高市高柳1丁目の会社員の男(56)と軽自動車を運転していた柏崎市春日に住む会社員の女(39)を逮捕しました。
警察によりますと、男が交差点を左折した際に、横断歩道を渡っていた女子高校生を大型特殊自動車ではね、倒れた女子高校生を女の軽自動車がひいたということです。
後続車などのドライブレコーダーから、それぞれの車を特定。逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、男は「道は通ったが、記憶にない」と容疑を否認。また、女も「事故を起こしたのは間違いないが、人とぶつかったとは思いませんでした」と容疑を否認しています。
警察が事故の経緯などを詳しく調べています。