園児が味噌作りに挑戦! 農家が仕込みを指導「楽しみながら、味噌に興味をもって」【新潟・佐渡市】

日本人に馴染みの深い「味噌」に興味を持ってほしいと、佐渡市の農家が園児に味噌の仕込みを指導。子どもたちは楽しみながら挑戦しました。

【農家の人】
「これなんだ?」

【園児】
「大豆!」

大豆と塩、麹を混ぜ合わせる味噌の仕込みに挑戦したのは、佐渡市立夷保育園の年長の園児5人とその保護者です。

日本人にとって身近な調味料である味噌に、子どものうちから興味を持って欲しいと、両津地区の農家の発案で行われた味噌造り。

大豆の一部は、保育園の園庭で栽培され、子どもたちが収穫したものです。煮た大豆をつぶす作業の合間には…

《つまみ食い》
「…おいしい」

【農家 佐々木綾乃さん】
「混ぜるとか、つぶすという遊びの要素があるので、そこから『これがお味噌の作り方なんだ』と、食べるときに思い出してくれたら良いなと思います」

最後は、みんなで声をあわせて…

【園児】
「おいしくなーれ」

「つぶすところとか楽しかった」
「おいしくなると思います」

味噌は、半年ほどかけて熟成され、保育園の給食で使われるほか、4月に小学校に入学する子どもたちの元に届けられるということです。