新潟市で建設中のスケートボードパーク。県は新年度、このスケートパークを活用し、アーバンスポーツの普及などを図ることにしています。パークの命名権の公募を始めるなどオープンに向けた準備が進んでいます。
【杉本キャスター】
「デンカビッグスワンスタジアムやハードオフエコスタジアムに隣接するこの場所に県営として初めてのスケートパークが完成します。重機が動き、工事が始まっています」
新潟市中央区の鳥屋野潟の南・県スポーツ公園の一角に建設されるスケートパーク。
村上市出身の平野歩夢選手など2021年の東京オリンピックでの日本勢の活躍もあり、スケートボードへの関心が高まる中、県立としては初めてのスケートパークとして建設工事が始まっています。
建設費約4億円をかけ整備されるパークの完成イメージが約2000平方mの敷地にパークエリアとストリートエリアを併設し、多彩なセクションを配置するほか、雨や雪の日でも滑れるよう屋内エリアも作られます。
オープンは今年7月を予定していて県は新年度予算案にこのスケートパークを活用したアーバンスポーツの普及などを図る事業として約1400万円を計上しています。
【県 都市整備課 安井和也課長】
「オリンピックでスケートパークとかアーバンスポーツの人気が高まっている。その中で鳥屋野潟公園に新たな施設としてスケートパークができるということは新たな賑わい等が生まれてくると思う」
こうした中、県は22日、パークの命名権を取得するネーミングライツパートナーの公募を始めました。
年間のネーミングライツ料は1000万円以上を想定。県は現在パークの利用料を大人900円、子ども450円としていますが、ネーミングライツの収入をこの利用料の引き下げに充てたい考えです。
【県 都市整備課 安井和也課長】
「デンカビッグスワンとかエコスタが親しまれて普通に使われている。呼びやすい親しみやすい愛称で応募していただけるとありがたい」
スポーツの振興とにぎわい作りに繋げられるか、県立として初のスケートパークはオープンに向け準備が進んでいます。