里子の10代少女にわいせつ疑い「気持ちに甘えあった」 千葉県警、養育施設職員を逮捕

里子の10代少女にわいせつな行為をしたとして、千葉県警は21日までに、監護者わいせつの疑いで県内に住む小規模住居型児童養育事業施設職員、木村拓也容疑者(44)を逮捕した。「触れてはいけないと分かっていた。自分の気持ちに甘えがあった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は6~8月ごろ、県内の自宅兼施設で、少女の全身に保湿クリームを塗るなどのわいせつな行為をした疑い。
県警捜査1課によると、施設になじめないとして一時保護していた児童相談所が、少女から相談を受けて11月14日に通報。容疑者は約5年前から施設で少女を養育していた。施設には他にも里子の10代少女複数人が住んでいたが、現在は全員児相に保護されている。容疑者の家族も養育者として一緒に生活していた。
容疑者は他の里子や家族に気付かれないようにして、少女の体にクリームを塗っていたとみられ、同課は容疑者が少女に同様の行為を複数回していたとみて調べる。