笑福亭笑瓶さんが番組を降板したつるの剛士に伝えた言葉に「泣けてくる」

2023年2月22日に伝えられた、落語家の笑福亭笑瓶さんの訃報。
落語家の笑福亭笑瓶さんが逝去 「信じられない」「たくさんの笑いをありがとう」
数多くの番組に出演してきたとあり、ファンだけでなく著名人からも悲しみの声が上がっています。
タレントのつるの剛士さんは、かつて笑瓶さんと番組で共演した1人。
笑瓶さんが出演していたワイドショー番組『噂の!東京マガジン』(BS-TBS)で、若い頃につるのさんも登場したことがありました。
しかし出演時に思うように発言できず、つるのさんはその後降板することに。
落ち込んでいたつるのさんに、笑瓶さんが掛けた言葉が今でも忘れられないといいます。
リレー選手とハードル選手の走りが違うように、人には向き不向きがあんねん。
だからつるのは頑張っとった。今回は場所が合わんかっただけや。
@takeshi_tsuruno ーより引用
「リレー選手とハードル選手の走りが違うように人には向き不向きがあんねん。だからつるのは頑張っとった。今回は場所が合わんかっただけや。」昔、新人だった僕が”噂の東京マガジン”で上手くいかずに降板して落ち込んでいた時に笑瓶さんが飲みに連れて行ってくれた時の言葉、ずっと忘れてません。
陸上種目に例えて、人には向き不向きがあると語った、笑瓶さん。
「今回は場所が合わなかった」と、つるのさんを励ましたのです。
その言葉を忘れなかったからこそ、つるのさんは後にさまざまな番組に出演し、活躍することができたのでしょう。
つるのさんのエピソードに、ファンからは、「素敵な言葉に感動しました」「かけがえのない存在だったんですね」といった反応が上がっています。
つるのさんは今後も、笑瓶さんから掛けてもらった言葉を忘れずに、仕事に取り組んでいくはずです。
それが、仕事をする上で大切にしていることなのですから。
[文・構成/grape編集部]