新潟市と新潟交通が“新たなバス協定”締結 「運転士の確保」「南北縦貫路線」を明記

新潟市と新潟交通は来年度以降のバス交通に関する新たな連携協定を結びました。

12月22日、新潟市が新潟交通と結んだのは、路線バスネットワークの維持確保に向けた連携強化などを盛り込んだバス交通に関する新たな連携協定です。

協定では、運転士不足解消に向け市が支援していくことや来年4月に整備される駅直下バスターミナルを経由する南北縦貫路線の運行を目指すことなどが盛り込まれています。

一方、バス路線維持のための数値目標としてきた総走行距離は盛り込まず、市民一人当たりの年間の利用回数を現在の24回から30回にすることが目標として明記されました。

【新潟市 中原八一 市長】
「しっかりと支援をすることによって、新潟交通に運転士を確保していただく」

新潟市は協定に基づき来年度以降、運転士を目指す人への免許取得費用や家賃の補助などの支援を行う方針です。