【速報】市職員、知人女性にストーカー 住所など個人情報も収集 勤務先を訪問、実家知っているとほのめかすメッセージも 市原市が停職処分

市原市は25日、個人情報の不当利用と知人女性にストーカー行為をしたとして、市長部局の50代男性主査を停職3カ月の懲戒処分にした。
市人事課によると、主査は6月6日~10月11日、行政総合情報システムを計4回不正閲覧し、知人女性の生年月日、住所などの個人情報を収集。10月12日に公用車で市内に出張中、洋菓子を購入し、女性の市内の勤務先を訪れ、洋菓子を手渡した。同日夜には女性に実家の場所を知っていることをほのめかす内容のメッセージを送信した。
女性が警察に相談し、主査は、警察からストーカー規制法に基づく警告を受けた。10月24日に市原署から連絡があり発覚。主査は聴取に事実関係を認めている。市は監督責任として所属部署の上司を訓告の懲戒処分とした。
小出譲治市長は「被害に遭われた女性に心からおわびする。再発防止に向け、綱紀の粛正を徹底し、市民の信頼を回復できるよう取り組んでいく」とコメントした。