今日26日午後は秋田・山形沿岸で暴風警戒 JR羽越本線・五能…の画像はこちら >>
東北地方は26日昼過ぎから日付の替わる頃にかけて、秋田県や山形県の沿岸を中心に暴風が吹く恐れがあります。JR東日本によると羽越本線は15時頃から、五能線は16時頃から運休や減便をする見通しです。(午前11時29分現在)交通への影響に警戒してください。
日本海側 帰宅時間帯に暴風吹き荒れる
低気圧や前線の影響で、東北地方は26日昼過ぎから日付のかわる頃にかけて、秋田県や山形県の沿岸を中心に西寄りの暴風が吹き荒れる恐れがあります。<26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)>・山形県庄内海上 18メートル(30メートル)陸上 15メートル(30メートル)・秋田県沿岸海上・陸上 18メートル(30メートル)JR東日本によると、午前11時29分現在、強風のため以下の路線で運休や減便となる見通しです。このあとも最新情報をご確認ください。●羽越本線15時頃から羽後本荘~吹浦駅間で全ての列車の運転を取りやめます。秋田~羽後本荘駅間で本数を減らして運転を行います。吹浦~酒田駅間で大幅に本数を減らして運転を行います。●五能線16時頃から、深浦~鰺ケ沢駅間で全ての列車の運転を取りやめます。ともにバス等による代行輸送は行いません。暖かな空気が入るため、このあとは標高の高い山を除いて雨が降る見込みです。日本海側の沿岸部を中心に車もハンドルを取られるような暴風や横殴りの雨が予想されます。車の運転も十分にご注意ください。
融雪災害に注意
暖かくなることで心配されるのが、融雪による災害です。積雪が多く残る所では、気温の上昇や雨により雪解けが進むことで、次の3つの災害が発生する恐れがあります。① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。② 雪解けにより大量の水分が地面に浸み込むことで地盤が緩み、「土砂災害」が発生することがあります。山間部や急な傾斜地では、特に注意が必要です。③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。このほか屋根からの落雪も多くなるため、屋根の上の雪下ろしや軒先で作業する際は注意が必要です。