新発田市・胎内市での工事めぐる官製談合事件 新潟県職員の男ら被告4人 起訴内容認める

今年6月に新発田市で行われた区画整理工事と、今年8月に胎内市で行われた取水工工事の入札において、公契約関係競売入札妨害などの罪に問われている新潟県新発田地域振興局の鶴巻博文被告ら4人の初公判が27日、新潟地方裁判所で開かれました。

裁判で4人は全員、起訴内容を認めました。

鶴巻被告は動機について、「業界とうまくやっていかなければ、この地でやっていけないと思った」などと話しました。

検察側は鶴巻被告には懲役2年を求刑し、弁護側は4人に執行猶予付きの判決などを求めました。

判決は1月29日に言い渡される予定です。