【遺言の日】「我が子なし 母なる地球に 遺贈する」 – 「ゆいごん川柳」受賞作品を発表

日本財団はこのほど、1月5日の「遺言の日」周知啓発キャンペーンとして実施した「ゆいごん川柳」の受賞作品を発表した。

日本財団は「遺言の日」や「ゆいごん川柳」を通して、遺言の大切さを広く社会に向けて周知することを目指している。今回、世相を反映した作品や夫婦間の愛の言葉を表した作品など、全国から過去最多の15,313作品の応募があったという。選考委員には、落語家の桂ひな太郎さんや相続遺言専門行政書士の佐山和弘さんなどが参加し、大賞1作品、入選3作品、佳作6作品、特別賞2作品の計12作品が選ばれた。

大賞に選ばれた作品は、「我が子なし 母なる地球に 遺贈する」というもの。遺贈寄付によって誰もが未来に思いを託せることを表現している。

ゆいごん川柳の周知を目的に、2024年1月10日、お笑いイベント「爆笑!新春初笑い」を日本財団ビル(東京都港区赤坂)で開催する。ゆいごん川柳受賞作品を紹介するとともに、落語や紙切り等のプロの演芸など楽しみながら、遺言について考えてもらうきっかけにしてもらいたいとしている。