消防司令、スーパーで豚肉など食料品万引 停職6カ月処分 我孫子市

我孫子市は26日、窃盗(万引)の疑いで書類送検された消防本部西消防署に所属する男性消防司令(56)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は25日付で、消防司令は同日依願退職した。
市によると、消防司令は10月29日午前10時半ごろ、市内のスーパーマーケットで豚肉など食料品4点(1761円相当)を盗んだ。我孫子署から任意の取り調べを受け、11月22日に松戸区検に書類送検された。12月11日付で不起訴処分になったという。容疑を認めていた。
同市は消防司令から聞き取りし、窃盗などの事実を確認したという。星野順一郎市長は「綱紀粛正を図るとともに、市全職員で再発防止に取り組む」とコメントしている。