市販のステーキ肉をジューシーに焼くには? ニチレイが教える方法に「そんなコツが!」「やるしかない」

特別な日のディナーにぴったりなステーキ。しかし「自宅でお肉を焼いても、お店のようにはおいしくならない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
フライパンでもステーキ肉をおいしく焼ける方法を、食品メーカーである株式会社ニチレイフレッシュ(nichireifresh)の公式Instagramより紹介します。
調理手順がシンプルな分、ステーキは、調理する人のスキルがその仕上がりや味に出やすいメニューです。「なぜかおいしく焼けない」と思ったら、まずは基本の調理法を確認してみましょう。ニチレイが紹介する手順は、以下のとおりです。
1.冷蔵庫で冷やしておいたお肉は、常温に戻しておきます。
2.肉全体に塩を振りかけましょう。ひっくり返して裏面にも塩を振ります。
3.フライパンにバター20g(またはサラダ油適量)を入れ、火にかけましょう。
4.バターが溶けたら、ニンニク1片と好みでローズマリーを入れます。香りをしっかりとバターに移しましょう。
5.ニンニクがキツネ色になったら、取り出してください。
6.フライパンにステーキ肉を入れ、火力は中火に。片面1分半ずつ、こんがりと揚げ焼きにします。
7.焼き終わったら肉をお皿に移し、ニンニクとローズマリーをトッピングして完成です。
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ステーキ肉をおいしく焼くためには、フライパンで火を通す前に、きちんと常温に戻しておくことが最大のコツ。冷蔵庫から出してそのまま焼いてしまう人も多いかもしれませんが、「常温に戻す」というひと手間を惜しまないでください。
冷たい状態のままでステーキ肉を加熱すると、焼きムラが生じます。肉の表面と内側の温度差をなくすことで、均一に火が通りやすくなり、「内部までしっかり加熱しようとしたら、表面が固くなってしまった」という失敗も防げるでしょう。
冷蔵庫から出したステーキ肉がどれぐらいで常温に戻るかは、室温によっても異なりますが、だいたい調理の30分前くらいに調理台に出しておくと、ちょうどいいあんばいに仕上がるのではないでしょうか。
またステーキ肉を焼く時には、何度もひっくり返すのもNG。片面ずつ焼いた後は、火を止めましょう。「まだ十分に火が通っていなかった」という場合は、アルミホイルで包んだ状態で5分ほど置いておくと、余熱で程よく火が入ります。
お祝いやイベントでも喜ばれるステーキ。せっかくいい肉を買っても、調理で失敗すれば残念な仕上がりになってしまいます。ニチレイフレッシュが紹介する方法なら、誰でも簡単においしいステーキにできるはず。
一つひとつの手順をていねいにこなし、おいしく仕上げてくださいね。
[文・構成/grape編集部]