玉川徹氏、クリスマスケーキ破損問題で高島屋の対応に疑問…「経営陣の発表は企業の危機管理としてダメ」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は29日、高島屋が27日にオンライン販売したクリスマスケーキの一部が破損して届いた問題について、「原因の特定は不可能」と結論付けたことを報じた。
問題があったのは「〈レ・サンス〉ストロベリーフリルショートケーキ」(5400円)。全国向けに約2900個を販売した。26日午後8時までに、807件の破損を確認した。これまでに購入客から被害の申し出など問い合わせが1200件以上寄せられているという。
都内で記者会見した横山和久専務は「多くの客の期待を裏切った。責任は自社にある」と謝罪した。横山氏は「今後、管理体制の改善に向け、取引先との関係を強化し、再発防止につなげていく」と述べた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は高島屋が「原因の特定は不可能」と結論付けたことに「まぁ高島屋の自由だと思うんですけどね。原因不明だっていうふうにこんな短い間で言っちゃうの」とした上で「だけど、消費者からすれば『あっわからないの?じゃあ発注しない』っていうだけだと思うんです。そういうふうなことになっていいんですかね?高島屋は…よくないですよね」と疑問を投げかけた。
その上で「経営陣の発表の仕方は企業の危機管理としてダメな危機管理だという例になっちゃうんじゃないですかね」と指摘していた。さらに「いろんな失敗は起きえると思う。だけど、何か失敗があったときに、まず謝るのは大事なんだけど、こういう理由で失敗しました検証する姿勢が見られない限りは、じゃあ信用できないっていうだけなんです。高島屋ってこれだけのブランドのある企業なのに、そういう対応するのかってびっくりなんです」とコメントしていた。