「地震のショックで・・・」上越市で90代女性が心肺停止 長岡市などで4人がケガ【新潟】

新潟県は午後8時に2回目の災害対策本部会議を開き、最新の被害情報を共有しました。この地震により、県内では90代の女性が心肺停止となっているほか4人がケガをしています。

上越市の消防によりますと、市内の90代女性が「地震のショックで心肺停止の状態になっている」と通報があり、女性は市内の病院に運ばれています。

また、長岡市で70代の男性が頭を打って出血したほか、五泉市で20代の男性が地震の揺れで倒れてきたタンスにより頭をケガ。糸魚川市では避難中の事故が相次いでいて、89歳の女性が転倒したほか80歳の男性が用水路の側溝に足を踏み外してケガをしています。

また、佐渡市では避難所にいた高齢者1人が体調不良になっています。

このほか、三条市と妙高市・津南町であわせて6棟の住宅が一部損壊しています。

上越市では、国道8号線で土砂崩れが発生していて一部が通行止めになっています。

花角知事は今後も余震の恐れがあるとして注意を呼びかけているほか、引き続き関係機関と連携し、被害情報の確認と情報を発信し、速やかに対応するよう指示しています。