性行為中に恋人を刺殺した危険すぎる20代女 法廷で弁護人に殴…の画像はこちら >>
このほどアメリカ・ウィスコンシン州の裁判所で、昨年起きた殺人事件に関する裁判が始まった。だが被告人はどうも弁護人に不満がある様子。ついに殴りかかって退廷させられたことを、『NEW YORK POST』『UNILAD』などが報じている。
2022年2月23日、テイラー・シャビジネス被告(25)は、交際していたシャッド・ティリオンさんとメタンフェタミンを使用。ベッドでSM行為に及んでいたなか刃物でティリオンさんの首をナイフで深く切りつけ、第一級殺人、死体損壊ほかの罪に問われていた。
同被告に対する裁判がブラウン郡の裁判所でいよいよ始まったが、事件現場の状況がさまざま明らかにされ、法廷の人々の気分を不快にさせている。
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事件は、ティリオンさんの母親の自宅で起きた。ティリオンさんの息の根が止まったことを確認すると、シャビジネス被告は遺体を解体。「ナイフを複数用意し、2~3時間遺体をもてあそんだ」と述べた。
バケツに頭部、手、足、臓器を集めて地下室に置いて現場を去ったことを、「彼の母親に見せたかったから」と説明。すさまじい凶暴性と猟奇性は、本当に覚せい剤の影響だけなのかと話題になっていた。
ところがシャビジネス被告は、弁護人のクイン・ジョリー氏とどうも波長が合わない模様。今年2月14日にヒアリングのため出廷するも、自分に有利な証言をしてくれる人物が現れないとわかり、激怒した。
トーマス・J・ウォルシュ判事が「公判は3月6日ではなく5月15日に延期」と告げると逆上し、被告は手錠をかけられた腕を振り上げ、ジョリー氏に殴りかかった。その様子は映像で公開されている。
法定の警備員2名がすぐにシャビジネス被告の体を地面に押さえつけたが、静かにさせるには数分間かかった。ジョリー氏は「被告は小学生で双極性障害と診断され、犯行当時も心神耗弱の状態に」と何度も訴えてきたが、さすがに弁護人を下りると発表している。
「正真正銘の危険人物」と怯える世間。もしも有罪判決を受けた場合、シャビジネス被告には終身刑が下るとみられている。
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)