【ご当地】地域色の強い「お雑煮」ランキング発表! 1位は? – 2位宮城県「焼きハゼ雑煮」、3位香川県「あん餅雑煮」

リクルートは2023年12月20日、旅行情報誌「じゃらん」が実施した「ご当地のお雑煮」に関する調査の結果を発表した。調査は10月25日~27日、20代~50代の1,038名を対象に地域ならではの特徴が強いお雑煮について聞いたもの。

1位は広島県の「カキ雑煮」。主に安芸地方や江田島市で食べられている旬の牡蠣をぷるんと乗せたお雑煮となっている。牡蠣は「賀来」と書いて”福をかき取る、かき寄せる”縁起ものでもあるという。

2位には宮城県の「焼きハゼ雑煮」がランクイン。椀からはみ出すほどの大きな焼きハゼとハラコが特徴的なお雑煮となっている。仙台雑煮とも呼ばれ、仙台せりや雑煮の材料「ひきな」の彩りも見どころとなっている。

3位は香川県の「あん餅雑煮」。いりこのだし汁であん餅を煮て、白みそで仕立てたお雑煮となっている。家庭円満の願いを込めて輪切りにした大根や金時人参が入っているのも特徴。あん餅から小豆あんが溶け出すと、独特の味わいが楽しめるとのこと。

4位は京都府の「白みそ雑煮」。かつおと昆布だしを使った白みそ仕立てで、焼かずに煮た丸餅が入っているほか、里芋や雑煮大根、金時人参なども使用している。

5位は鹿児島県の「さつまえび雑煮」。薩摩地域で主に食べられている焼き海老で出汁を取ったお雑煮で、椀からはみ出るほど大きな海老が乗っている。”まめまめ”しく元気で働けるようにと豆もやしが使用されるのも特徴となっている。

以下、6位には青森県の「くじら雑煮」、7位には奈良県の「きなこ雑煮」、8位には鳥取県の「小豆雑煮」、9位には福岡県の「博多雑煮」、10位には岩手県の「くるみ雑煮」がランクインしている。