震度7を観測した石川県 2日は冷え込み強まる

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1日16時10分、石川県能登地方を震源とする震度7の地震が発生しました。石川県では2日の朝に冷え込みが強まります。どうか暖かくしてお過ごし下さい。
能登地方 2日の朝は0℃前後まで冷え込む

1月1日(元日:月)16時10分頃、石川県能登地方で震度7の地震が発生しました。揺れが大きかった地域では、2日(火)の朝にかけておおむね晴れる見込みです。ただ、風は比較的穏やかで放射冷却が強まり、0℃前後まで冷え込むでしょう。石川県内の2日(火)の詳しい予想最低気温は以下の通りです。金沢市 -1℃輪島市 -1℃輪島市門前(旧:門前町) -1℃珠洲市 -3℃能登町 -1℃能登町内浦(旧:内浦町) -1℃能登町柳田(旧:柳田村) -3℃穴水町 -2℃志賀町 -1℃志賀町富来(旧:冨来町) -1℃七尾市 0℃七尾市能登島(旧:能登島町) 1℃七尾市中島町(旧:中島町) -1℃七尾市田鶴浜(旧:田鶴浜町) -1℃中能登町 -1℃羽咋市 -1℃最低気温は、1日と比べて5℃くらい低くなるでしょう。平年より気温の高い日が続き、輪島市で気温が氷点下になるのは5日ぶりになる予想です。グッと冷え込みが強まるため注意が必要です。
輪島市週間予報 雨の日が多く 7日~8日は雪予想

輪島市では、3日(水)以降は雨の日が多いでしょう。6日(土)~8日(月:成人の日)にかけての3連休は、発達する低気圧の影響で荒れた天気となる恐れがあります。特に7日(日)~8日(月)は冬型の気圧配置が強まるため、日本海側を中心に大雪やふぶきとなる恐れがあります。今回の地震で地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっています。今後の雨や雪の状況に十分注意して、災害の発生に警戒して下さい。気温は平年並みか高い日が多いですが、7日(日)~8日(月)は最高気温が5℃と、厳しい寒さとなりそうです。余震が続く場合、火を使って暖をとることは危険です。毛布を使う、重ね着をするなど、なるべく電気や火を使わなくても済む方法で暖をとって下さい。毛布や上着がない場合は、新聞紙を使って体を暖める方法があります。新聞紙を3枚~4枚ほど重ねてマントのように羽織ったり、下着と上着の間に腹巻きのように体に巻きつけたりすることで、体温の低下を防ぐことが出来ます。足元が冷えるときは靴下をはいた上に新聞紙を巻き、さらに靴下を重ね履きすることで冷えを防ぐことが出来ます。また、ポリ袋の中に、くしゃくしゃに丸めた新聞紙をいくつか入れて、その中に足を入れても暖を取ることができます。新聞紙を掛布団の代わりに使うだけでも体温を保つことができます。新聞紙のマントや掛布団は、空気の層が出来る気泡緩衝材でも応用可能です。そのほか、段ボールや発泡スチロールは床に敷くことで床冷え対策ができます。冷たい空気は密度が高く、下に溜まっていく性質がありますので、直接床の上に寝ることはせずに体温を保ちましょう。