新春恒例!市場で野菜・果物の“初市” 地震による影響はなし「これからは良い年に」【新潟市】

新潟市中央卸売市場で1月5日朝、新春恒例の初市が行われ、威勢の良い掛け声が響きました。青果については能登半島地震の影響は出ていないということです。

【記者リポート】
「午前6時の新潟中央卸売市場です。今年も果物や野菜をのせた宝船がたくさん用意されました」

5日朝、新潟市中央卸売市場で行われた青果部の初市には、花角知事や生産者など約300人が出席しました。

今年は野菜や果物が入った宝船が38艘用意され、参加した人たちは1万5000円~8万円で競り落としました。

【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「地震があり、大変な(新年の)幕開けだが、これからは良い年にしていきたいと思っているので、よろしくお願いしたい」

この日の初市に入荷した野菜は182トンで果物は63トン。

元日に発生した能登半島地震による影響は現時点で受けておらず、入荷量は例年並みだということです。

一方、去年は夏の猛暑や渇水により多くの農作物に被害が出た県内。今年は野菜や果物の安定供給が期待されます。

【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「何とか今年は去年の不足分も十分に確保できるような形でしっかり販売を執り行っていきたい」