東京ディズニーリゾート(TDR)の2024-25年のアンバサダーに就任した柴田大輔さん(24)と味方和さん(25)の2人が、ミッキーマウスやミニーマウスとともにTDRの地元、浦安市の市役所を訪れた。男女2人でのTDRアンバサダーは1983年の開園以来初めて。内田悦嗣市長と面会し、笑顔でパーク外での初仕事に臨んだ。
アンバサダーは、TDRのキャストを代表する親善大使として、パーク内外の広報活動や地域活動に取り組み、TDRの魅力を広める役割を担う。
新アンバサダーの2人は約100人の応募者の中から数カ月にわたる選考を経て昨年8月に選ばれた。柴田さんはディズニーホテルを運営するミリアルリゾートホテルズに2021年に入社し、今年元旦のアンバサダー就任前まで宿泊部に在籍。味方さんは21年にTDRを運営するオリエンタルランド(OLC)に入社、就任前はアトラクション運営部所属だった。
OLCによると、アンバサダーは任期1~2年で1人での担当が通例。開園25周年の08年は女性2人が就任した。「男女2人」は海外のパークで例があるが、TDRでは男性の就任自体が初めて。
市役所にはOLCの加賀見俊夫議長、高野由美子会長、吉田謙次社長らも同行した。市長との面会は非公開だったが、談笑の声で和やかな様子。写真撮影で2人は、元気よく登場したミッキー、ミニーらと並んでにっこりとほほ笑んだ。