酔った男が「実は息子を殺しちまって…」と告白 通報受けた警察が腐敗遺体を発見

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凶行に及んだあと、息子の遺体を隠した父親。そのまま普通の生活を続けていたが、酔った勢いで秘密を明かし逮捕されていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。

タイ・サケーオ県で暮らす男(47)の息子(23)が、数ヶ月前に行方不明になった。警察も通報を受けて調べを進めていたが、息子は見つからない。
そんな中、男は数名の友人と集まって酒を飲み始めた。そしてすっかり酔いがまわった頃、いきなりショッキングな話をして友人らを驚かせた。「息子を殺した」「遺体は家の近くにある池に遺棄した」と言うのだ。

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友人らから情報を得た警察は、すぐに遺体の捜索を開始。12月18日の晩には、男の自宅から約50メートル離れた場所にある農業用のため池で、腐敗した遺体を発見し回収した。
遺体はココナッツの葉で覆われていたが、頭蓋骨は見当たらない。警察は近くにため池の水をすべて抜き、隅々まで確認して頭蓋骨の発見を急ぐという。

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警察に身柄を確保された男は「確かに息子を殺した」と話し、犯行時期については10月であると供述。口論になったため、ナイフで頭を二度殴って殺したとも明かした。
また息子とは以前から不仲で、口汚く罵られることもよくあったのだという。殺害後は三輪自転車で遺体を運び、おもりの石をつけて池に捨てたと説明した。
男は「その後は家で眠ることができなくなった」「息子の幽霊に取り憑かれてしまったからだ」などと話している。

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殺人事件を起こした結果、「被害者の幽霊や幻影を見るようになった」と話す者は少なくないようだ。
2012年10月にウェールズで5歳の女の子を殺害し逮捕された男も、そのひとりだ。男は同じ刑務所で暮らす受刑者に恐怖体験を打ち明け、「夜になると被害者の幻影が現れる」「ひどく苦しめられるんだ」などと話した。
また2002年には南アフリカの男が男性を誘拐し焼き殺して逃げたが、その後に被害男性の声に悩むように。「俺の家族に犯行を打ち明けろ」と迫られたためそれに応じ、逮捕されて実刑判決を受けた。