食器をラップで覆うよりも… 災害時の洗い物を減らす方法に「知らなかった!」

島国であることに加え、複数のプレートがせめぎ合う点から、地震や水害といった数々の災害に遭うことが多い、日本。
自他共に認める『災害大国』だからこそ、常に万が一のケースを想定し、日頃から備えておく必要があります。
日本の防災対策と、緊急時の対応がしっかりとしているのは、これまでの歴史から学び続けてきた証拠といえるでしょう。
2024年1月1日、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震が発生。
今回の大地震を受け、マチ付きポリ袋『アイラップ』などを販売している岩谷マテリアル株式会社は、X(Twitter)アカウントに災害対策を投稿しています。
同社が紹介したのは、防災士が活用しているという食事時の工夫。食器を使う前に、ちょっとした工夫をすることで、緊急時の洗い物を減らすことができるのだとか。
それは、『アイラップ』で食器を包む方法でした!
【防災士さんに聞いた話】震災で炊き出しのカレーを提供水の節約に皿にラップを敷いたら、スプーンと皿がコツコツ接触して破れてしまう人が続出したそう…それから #防災 講習を開くたびに #アイラップ を敷くのを勧めているそうです#断水 #節水 #地震 #緊急地震速報 pic.twitter.com/OdbTFiBQj1
災害時は、断水が起こる可能性もあります。水は水分補給の役割だけでなく、身体を洗ったり、トイレをしたりする時も必要なため、節水を心がけなくてはなりません。
節水しなくてはならない場合、大半の人はできるだけ洗い物を減らすべく、食器にラップをかけているのではないでしょうか。
しかし、ラップは非常に薄手であるため、食事中に破れてしまうケースも。ポリ袋の『アイラップ』はラップよりも強度が高いため、そういったケースを防ぐことができるのです。
岩谷マテリアル株式会社の投稿した豆知識は拡散され、多くの人から感謝する声が上がっています。
・ラップはよく聞くけど、確かに破れやすいですもんね。次からはこうする!
・『アイラップ』は常備しているけど、こんな使い方があったとは知らなかった!
・この情報は、未来のためにも広まるべき。災害が起こる前から用意しておかないと。
災害がいつ、どこで起こるかは誰も分かりません。
だからこそ、いざという時に心身を守るためにこういった知識を蓄え、日頃から対策を意識しておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]