生ゴミにアレを使うと? 警視庁が教える、被災時に役立つ『簡単消臭ワザ』

2024年元日に令和6年能登半島地震が発生し、多くの人が避難所生活を余儀なくされています。
被災地では、建物や道路の倒壊など甚大な被害が生じており、停電や断水といった生活のインフラが整わない状況が続いているそうです。
大規模災害の発生時は、水や電気、ガスが使えなくなるように、自治体のゴミ収集サービスも停止します。
普段はゴミ出しをすれば収集してもらえるので、臭いを気にせずに済んでいますが、ゴミを手元に置いておかなければならない場合、対策が必要になるでしょう。
特に生ゴミは、濡れていると臭いやすくなるので、水分を切って乾燥させるなど、なるべく臭いを発生させないことが大切です。
災害時に役立つライフハック情報をSNSなどで投稿している警視庁のX(Twitter)アカウントでは、過去の投稿で、生ゴミの臭いを抑える『裏ワザ』を紹介していました。
被災時の生活では生ゴミの臭いは悩みの種です。先日、酢を使って生ゴミの臭いを抑える方法を試してみました。ゴミ袋の中に、キッチンペーパーを敷き、水で薄めた酢を染み込ませると、酢で生ゴミの臭いを中和させることができます。暑いこの時期、刺激的なゴミの臭いに使える小技かもしれません。 pic.twitter.com/mC687Wbetb
今日は「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の日だそうです。そこでゴミに関連して災害発生時の生ごみの臭い対策について、ご紹介したいと思います。コーヒー抽出後の粉をしっかりと乾燥させてから、生ごみに振りかけると不快な臭いを抑えてくれます。普段の生活でも使えますので、試してみてください。 pic.twitter.com/NWU9UqcEcp
警視庁によると、ゴミ袋の中にキッチンペーパーを敷いて、酢をしみ込ませることで、生ゴミの臭いが抑えられるとのこと。
また、乾燥させたコーヒー抽出後の粉を生ゴミにかけるのも効果的だそうです。
災害時にゴミの臭いの対策をすることで、多少は生活上のストレスを軽減できるかもしれません。
万一の時に備えて、臭いが漏れないような、専用のポリ袋を常備しておくこともおすすめします。
赤ちゃんがいるなどオムツを使用している家では、オムツを捨てるための専用の袋を購入して防災バックの中に入れておくといいでしょう。
※写真はイメージ
非常用のトイレセットと同時に、臭い対策ができるものを備えておくことも重要ですね。
[文・構成/grape編集部]