警察で保護犬を1日だけ預かったら? 続く展開に「嬉し涙が出た」「よかったね」

アメリカのケンタッキー州で、動物保護施設と警察署がタッグを組み、保護動物たちの里親を見つける試みが行われています。
『ホプキンスビル警察署』が保護犬を1日預かり、警察のSNSやイベントで紹介することで、市民の注目を集めようというわけです。
こうして2023年10月、この企画に参加する最初の犬が警察署にやってきました。
ピットブルのミックス犬であるボロくんは、慣れない場所のせいか最初のうちは大人しかったのだとか。
ところが数時間後には警察官たちにすっかり心を開いて、打ち解け始めます。
すると、ボロくんのあまりのかわいらしさにメロメロになる人たちが続出。
警察官たちを癒しまくった結果…なんとボロくんは『ホプキンスビル警察署』で飼われることになったのです!
後日、ボロくんはホプキンスビル市議会に参加。町長の前で『宣誓』を行い、正式に『ホプキンスビル警察署』の一員として就任しました。
現在は、1日預かり企画で新たにやってきた保護犬たちの相手をしたり、地域の人たちと触れ合ったりして、立派に職務をまっとうしているのこと。
しかし、ボロくんの最大の役目はやはり警察官たちを癒すことのようです。
仕事中の警察本部長もボロくんがそばにいると、この笑顔!
これらの投稿には「嬉し涙が出た!」「最高の結末」「ボロくん、よかったね」など祝福の声が上がりました。
ボロくんは常に警察署の職員たちに世話をされていて、普通のペットと同じようにおやつをもらったり、遊んでもらったりしているそうです。
たった1日だけ警察署に滞在するはずが、永遠の家が見つかったボロくん。
警察署の大勢の職員たちの『愛犬』として、これからも幸せに過ごしていくことでしょう!
[文・構成/grape編集部]