2023年4月、新潟県三条市で障害者支援施設のサービスを利用した20代女性を送迎する際に、わいせつな行為をした疑いで訪問介護や障害者支援をする団体の職員の男が再逮捕されました。
準強制性交等の疑いで再逮捕されたのは、新潟市南区月潟に住む団体職員・細海敏也容疑者(43)です。
細海容疑者は2023年4月20日、三条市内で福祉施設を利用した20代女性を送迎する車内で、女性が抵抗できない状態に乗じて、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
細海容疑者は2023年12月14日にも同じ20代女性に対して、陰部を触るなどのわいせつな行為をして約11日間の加療を要するケガを負わせた疑いで逮捕されていて、この余罪捜査の中で、今回の事案が発覚しました。
警察によりますと、女性は全介助を必要としていて、抵抗できる状態ではなかったということです。
細海容疑者は、前回逮捕時に自ら三条警察署に出頭し、「わいせつな行為をした」と容疑を認めていましたが、今回の事案については「弁護士と話したい」として、警察の調べに応じていないということです。
警察は余罪があるとみて捜査を続けるほか、他にも被害者がいないか詳しく調べています。