デート代を「相手に全額払ってもらいたい」と思う最多の理由とは?

アスマークは1月10日、「デートの支払い意識に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2023年10月4日~5日、全国の20代~40代男女720名(性年代均等割付)を対象に、Webアンケート方式にて行われた。
○デート代を自分が全額払いたい理由

「あなたが異性とのデート(食事)に行く際に全額払いたいと思う場合、どのような理由ですか?」と質問したところ、男性は「自分が誘ったから」(35.8%)が高いことから、「男性が払うべき」という固定概念はまだまだ存在してるよう。また、男性30代は、「関係性を良くしたいから」(23.3%)、「2件目・次回のデートに誘いやすいから」(19.2%)、「かっこいいと思われたいから」(18.3%)が他年代よりも高く、より次につなげたい意欲が高く、恋愛に対して積極的な面がうかがえた。

一方、女性の30代は「全額払いたいと思う場合はない」(51.7%)と考えている人が5割を超えトップに。他年代とは10pt以上スコアが離れており、男性に払ってもらいたい気持ちが強いことがわかった。

○デート代を相手に全額払ってもらいたい理由

続いて、「あなたが異性とのデート(食事)に行く際に全額払ってもらいたいと思う場合、どのような理由ですか?」と質問したところ、男性30代は「もう会いたくないから」(13.3%)がトップに。「デートが楽しくなかったから」(13.3%)も男性20代の約2倍、男性40代の約3倍となっている。さらに、「デート以外にも出費がかさんでいるから(衣服や美容代など)」(11.7%)が他年代より高く、全体的にも見栄や下心のスコアが高い傾向に。

一方、女性は「相手にお金があるから」(24.2%)が高スコアだが、「自分にお金がないから」(15.0%)は比較すると低く、自身のお金の有無は関係なく、余裕のある人には奢ってもらいたいと思っているよう。

また、女性30代は、他層より「自分が誘われたから」(23.3%)のスコアが高く他年代と差があり、自身の価値を強く感じている一方で、「自分に好意がありそう(大切にされてそう)と感じたから」(13.3%)は低く、好意の有無が見えなくてもデートへ行く人が多いよう。

さらに、交際相手が「年下の異性」「同い年の異性」「年上の異性」の場合、それぞれ交際期間で支払い方について意識に変化があるのかを調査。交際期間×相手の年齢別に、デート(食事)代を全額払いたいかを聴取したところ、女性30代は異性が同年代以上の場合は交際期間に関わらず、「多めに払いたい」と回答する人は1人もいなかった。