〈新潟県内〉13日・15日・16日 山沿い中心に“警報級の大雪”の恐れ「復旧作業は無理せずに」

被災地への影響が懸念されるのが1月13日からの天気です。新潟県内は13日から冬型の気圧配置となり、山沿いを中心に警報級の大雪となる恐れがあり、県は復旧作業は安全に配慮し、無理せず行うよう呼びかけています。

冬型の気圧配置が強まり大気の状態が非常に不安定となるため13日、そして15日と16日は山沿いを中心に警報級の大雪となるおそれがあります。

午後6時までの24時間に降る雪の量は上・中越の山沿いで最大80cm、平地で最大40cmなどと予想されていて、その後15日から再び強い寒気が流れ込み、大荒れの天気となる見込みです。

このため、県と新潟地方気象台が共同で会見を開き大雪への警戒を呼びかけました。

【新潟地方気象台 塩野勉 主任予報官】
「先日の令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みにより倒壊する可能性もあるので注意をお願いします」

その一方で、除雪作業中の事故で今シーズン36人の死傷が出ていると指摘。

除雪、そして地震からの復旧作業は安全に配慮し無理をしないこと。そして悪天候時には不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。