新潟港で“テロ対策合同訓練” G7財務相・中央銀行総裁会議を前に警察などが連携を確認

5月に新潟市で開かれるG7財務大臣・中央銀行総裁会議を前に、新潟港で2月24日、警察や海上保安部などによるテロを想定した合同訓練が行われました。

新潟港で行われたテロ対策合同訓練には、警察や新潟海上保安部など7つの機関から約110人が参加しました。

訓練は5月に新潟市で開かれるG7財務大臣・中央銀行総裁会議に備え、入港中の旅客船でテロが発生したことなどを想定して行われました。

訓練では、テロリストが持ち込んだ爆発物の入った手荷物を麻薬・爆発物探知犬が見つけ…

【税関(訓練)】
「先ほど、税関における貨物検査犬による検査で、こちらの中身に興味を示したので、中身を確認したいのですが」

爆発物を持ち込んだテロリストを税関と警察で連携して制圧する流れなどを確認しました。

【県警外事課 荒木勇人 課長】
「テロ情勢は依然として厳しい中での開催となるので、一層引き締めて(危機管理)コアメンバーの機関と連携を強化して、警戒・警備にあたって、また県民の皆さんに安心と安全を送り届けるようにしたい」

また、訓練では負傷した人への手当の対応なども確認されました。