客引きをするため「客待ち」をした疑いでキャバクラ店経営の男(35)を逮捕 ぼったくり被害相談の9割が客引きを利用 警察が注意呼びかけ

名古屋の繁華街・中区錦3丁目で、キャバクラ店の客引きを行う目的で歩道にたたずみ、いわゆる「客待ち」をしたとして経営者の男が逮捕されました。
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逮捕されたのは中区錦3丁目のキャバクラ店=「Merry(メリー)」を経営する丸形大史(まるかた・だいし)容疑者(35)です。警察によりますと、丸形容疑者は2023年12月26日、自身の経営するキャバクラ店前の歩道で客引きを行う目的で「客待ち」をした、愛知県の迷惑行為防止条例違反の疑いがもたれていて、容疑を認めています。
CBC
丸形容疑者は2023年9月と11月にも客待ち行為などをしたとして、愛知県公安委員会から再発防止命令を受けていました。2023年の1年間で愛知県警に寄せられたぼったくり相談総数は127件で、被害総額は約6600万円にのぼっています。
CBC
相談者のうち9割が客引きを利用していて、警察は歓楽街を訪れる人に客引きについていかないよう呼びかけています。このほか、愛知県警は2023年12月1日から31日にかけて、ホストクラブなど風俗店への立ち入り検査をするなど歓楽街の取り締まりを強化しました。12月だけで県内263店舗に立ち入り、ホストクラブを含む91店舗で身分証での確認の不徹底や料金を表示していないなどの違反があったということです。